オンラインバックアップはなかなか使える

いつかくるデータ喪失に備えて、データを別の場所に保管しておく、というのは重要なことだ。しかし、これはなかなか面倒なことでもある。幸いにも最近のMac OS Xや、Windowsの上位バージョンなどではバックアップが多少取りやすくなっていて、特にMac OS Xのそれは、外付HDDを接続して設定をONにするだけ、という分かりやすさだ。(TimeMachineと呼ばれる機能だ)

ただ、バックアップはそれだけではなく、実際にはバックアップ領域の容量管理や、リストアという概念とセットになっている。リストアとは、バックアップを取ったデータを正しく戻すことである。これは、なかなか難しいことも多い。特に、システム全体を戻したい場合などに複雑な手順となることがある。(その上、完全に同一に戻せないことすらある)

まあ、そういうレベルはさておき、一般の人々が必要なバックアップといえば、メールや写真のデータ、作ったメモ類がPCが壊れても失われないことが目的で、そのための手段として必要な要素は、設定が簡単なこと、簡単にリストアできること、その他の煩わしいことを考えなくて済むこと、お金がかからないこと、といったところではないかと思う。

Mac OS Xであれば、TimeMachineを使うのがもっともよいし、VistaやWindows7の上位バージョンでは同じような設定が可能だ(ファイルのシャドウコピーによる世代バックアップ)。

だが、その他の選択肢として注目されているのが、オンラインバックアップである。Windows環境で言うと、日本ではJustsystemのiDisk Backupなどがよいだろう。(海外のサービスのほうが先行しているが、安心感という意味で。費用も海外サービスとの比較でも、さほどではない……ちなみに、一台あたり月数百円が相場である)

Mac環境になると日本国内のサービスはまだないようなので、私個人としてはBackBlazeをベータの頃から試しているが、日本語化がお粗末すぎて、逆に純粋に英語のサービスでもよいかも、と思い始めているところだ。

なお、これらのサービスの中には、外付HDDのデータも無制限でバックアップ可能なサービスも多い。ファイルサーバになるマシンを一つ立てて、そこに繋いでいるHDDの全データをバックアップする……などということをすると、コストメリットが高かったりするので、パワーユーザにはお勧めかもしれない。




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