Macユーザの名にかけて、ThinkPad Edge 13がお買い得かどうか調べてみた (3,000文字)
Price: JPY 57,988
9 used & new available from JPY 57,988
AmazonでThinkPad Edge 13の01974XJ(グロッシーブラック)が、55,000円台だよ、ということで調べてみた。
レノボになってから、かつてのような期待はしていないが、ThinkPadシリーズといえば一度は所有してみたいノートPCだった。結局、運が悪いのか一度も所有することなく終わったが。(IBMがレノボにPC事業を売却したのちのThinkPadには、一度は……という感じはなくなった)
外観などの情報はITmediaの記事で調べた。構成情報、とりわけCPUについては、コチラを参照した。さらにこの辺りも参照している。最後に、全体像ということでレノボのスペックシート(PDFファイル)だ。
Windows 7 Home Edition(64bit版)搭載で、CPUはTurion Neo X2 L625、というわけでAMD製のCPUだ。デュアルコアで1.6GHz。Core 2 Duo系でモバイル向けの1.4GHzと良い勝負が出来るぐらいのCPUだ。intelだとGPUは内蔵ということも多いはずだが、AMDはプラットフォームとしてRadeon HD 3200を内蔵しているそう(AMD M780Gチップセット、この辺を参照)なのでそこそこ期待できる。
メモリは2GBと少なく、最大で4GBなのでかなり残念である(折角64bit版のWin7を搭載しているのに)。まあ、MacBookもProでない限りは公式には4GBまでだ。
ディスプレイサイズは言わずとしれた13.3インチ。LEDバックライトだ。MacBookなんかと同じで、これぐらいのサイズがちょうどいいのはMacユーザなら多分、わかっているはず。解像度はなぜかというべきか、1366 x 768となっている。(MacBookは1280 x 800。同じワイドなのだが少し違う。気になるかどうかはさておいて)
ネットワークは、Gigabit EthernetとWiFi 802.11 b/g/n、それとBluetooth 2.1(プロファイル等省略)なので十分と言える。
マルチタッチ・タッチパッドとやらで二本指での操作が可能らしいが、Windowsのこの手のはあまり評判がよくない。(ドライバが悪いのでは、と言われているが)
それよりも、ThinkPadシリーズでは昔から定評のあるTrackPointが付いているほうが嬉しいと思う。なぜ両方あるのか、と言われた時期もあるが、まあ、両方使えるのは選択肢としてはいいのだろう。
HDDは320GB。多分2.5インチだろう。TVチューナーなどはない。光学ドライブもない。標準バッテリ駆動時間は 3.9時間とされているが基準が分からない。Apple風の基準なら実際にそれぐらいの時間は動くのだろうが、ちょっと期待しすぎかも知れない。まあ3時間までは動きそうな構成ではある。
重量は1.64kgで、幅は332mm、高さは14〜30mm(Amazonでは17mm〜31.3mmと書かれている)、奥行きは228mmである。まあ、安さが売りのモバイルも一応できるノートブック、なのでこんなものだろう。
希望小売価格は75,000円ほどだが、今回は55,000円程度で売られている。お買い得か否か、でいくと、お買い得だと思う。OS付きでこの値段だから、何はともあれ安いのがいいところだ。性能的には妥協されている点が多く、Windows7を快適に動かすのであればメモリを2GB増設は必至(増設はやりやすいようだ)だが、それはMacBookでも似たようなことがいえる。(Snow Leopardは軽くなったが、それでも4GBあった方が遥かに快適だ)
ちなみに、ボクが使うとしたら、これは正しくWindows 7マシンとして使うだろう。その代わりにVAIO type P(前のモデル)は処分するか、Linuxマシンとして動かして代わりにDell mini 9を廃棄する。(既にモバイル回線がないので、この辺りの端末の扱いどころに困っている。Windowsをテストしたくなったり、Linuxをテストしたいときに使っている程度だ)
Windows7は軽いゲームをやることもあるので、あれば使うと思う。(しかし、HoI3はちょっと重すぎるかな? ParadoxゲームはMac版も後で出るのだが、残念ながら英語なのが辛い。その代わり、WinPCほどスペックは求められない。その分画質が落ちているのも知れないが、体感的にはよく分からない)
ああ、どうしよう……かなりマジで欲しくなってきた。そうだ。MacBookとの比較をしよう。
MacBookは95,000円ぐらい。高いが、その分CPUが2.4GhzのCore 2 Duo、GPUがGeForceの320Mなので、性能は高い。CPUは平均して1.5倍強は出るだろうし、GPUは3倍には届かないけど2倍よりは上かな、というところ。
高さは2.74mmだが、全体が均一で高いので逆に厚いと感じるかも知れない。実物を見て比較しないと何とも言えない。重さは圧巻の2.14kgである。これはきつい。(ただし、ACアダプタは200g程度あるThinkPadより軽いし、小さいだろう(サイズは推測だが、基本的にAppleのACアダプタはかなり小さい))
その代わり、「ユーザが取り外し・交換できない」バッテリの駆動時間は10時間だ。Appleの公称値はJEITA基準なんかと比較すると実性能に近いので、実際、8時間は平気で持つだろう(無線LANなど使いまくる想定で)。
さらに、DVD-Rドライブを内蔵している。なので、500g近い重さの差もまあ仕方ないか、と思えるところだろう。(バッテリをどれぐらい重要視するかだが。移動先に必ず電源がある人には意味がないので)
後は、USBポートが2個(ThinkPadは3個)しかないのと、HDDが標準構成だと250GBと劣っているぐらいだろう。SDカードやメモリースティックを読めない、というのもある。(USBアダプタを使うしかない)
さらに注意すべきは、BootCampを使ってWindows7を動かす場合。Windows7のパッケージ代(2万円ぐらい?)がかかる、という点を考えるとさらに値段差が開く。
比較しているうちに落ち着いてきた……やはり、13インチノートをもう一台増やすなら、自分の場合はMacにするだろう。それもMacBook Pro(115,000円〜)だ。なぜなら、MacBook Proは8GBまでメモリが搭載できるので、VMwareでWindows 7やUbuntuなどを動かしながら使うことができる。
そもそも、自宅に必要なのは、メインマシン、家庭内サーバ(DASを付けたファイルサーバ兼メディアサーバというかiPhoneやiPadのホスト)、開発・テスト用マシン群の3種類(実際は予備のマシンも必要だが、これはメイン以外のどちらかが予備として利用可能)だと思っている。
なので、メインマシンはこれまでどおりiMac、家庭内サーバはMac miniだとディスプレイ以外にキーボードやマウスなど面倒なことになるのでMacBook(もっとも性能がいらないが、メディア変換をすることがあるので、Atom等ではお話にならない)、開発・テスト系にMacBook Pro 13インチ(メモリを沢山積むのが大事)といった感じにするのが一番よい。
持ち歩く必要が生じたときは、MacBook Proを持ち歩くので、15インチは避ける。基本的に重要な情報が入っていないテスト・開発系が外に持ち出しやすいのだ。そのために一度クリアしてもいいし……というか、テスト・開発用という時点で再インストールなどを行うのは日常茶飯事、という前提になっている(なので、家庭内サーバとは統合しない)。また、MacBook Airを除くと、MacBook Proの13インチモデルが、最小・最軽量なノートブック型Macだということもある。
とりあえず物欲からはなんとか逃れられそうでほっとしたが、逆にMacBook Pro辺りを買ってしまいそうで怖い。次に買うべきはiMacなので、なんとかもう少し耐えよう。しかし、今のテスト用アルミMacBook、そろそろメモリを増設しないとなぁ……。
ここで唐突に最初の話に戻るが、ThinkPad Edge 13は、現在の価格なら確かに安いので、いいと思う(Amazon以外の、他の店ではかなり高い)。買う場合は割り切りと勢いが必要だが、価格で乗り越えられるだろう。まあ、オススメといえばオススメ。(主にWindowsユーザに)
Price: JPY 57,988
9 used & new available from JPY 57,988

Mac に乗り換える前に、仕事用で ThinkPad を何代か使ってました。仕事用に Windows ノート機を買うなら、迷わず ThinkPad を勧めます。少し高いですけど、普段使うものに妥協すると後々泣きます。特にノート機はキーボードの交換が出来ないので。正直に言うと、MacBook のキーボードは使いづらいです。Mac OS X を使うために妥協してます。