MacBook Airを現実歪曲空間を思い出しつつ、比較してみる。
MacBook Airについては、相変わらず、辛い評価が多い。
だが、指摘の中には、必ずしも公平と思えないものも沢山ある。以下に、実例を挙げつつ、反論的なことを書いてみよう。
・CPUが遅い
同程度の重量、A4ノート、Core 2 Duo搭載機、の条件で検索すると、決して遅いとは言えない。1.83GHzや2.0GHzのCore 2 Duoを搭載しているマシンは、1.7kg以上の重量を持っている。同クロックのLet’s note Y7ですら、1.5kgを超えているのだから、A4ノート / Core 2 Duo 1.6GHz / 1.3kgというスペックが決して劣るものではないということは理解できるだろう。ただし、B5ノートまで範囲を広げると案外そうでもないし、先ほど比較したLet’s note Y7は光学ドライブを持ち、液晶も比較して大きめだというのも事実だ。だが、遅いCPUではない。MacBookやMacBook Proが、むしろ速すぎると言えるだろう。
#VTが載ってるかどうか公表してくれればもっと楽なのにね。1.6GHz版も1.8GHz版も二次キャッシュ4MB/バスクロック800MHzだから、多分載ってるんだろうけど。おかげで一回キャンセルしちゃったよ。
・価格が高い
MacBookやMacBook Proは、当初、同クラスのWindows機と比較してコストパフォーマンスに優れていたように記憶している。ただし、最近は、そうでもなくなってきているような気がする。MacBook Airはどうか。正直に言って、やや高いと思う。後2万円安ければ。さらに言えば、最も安価なモデルが国内価格で20万を切っていれば、非常に値頃感があるだろう。しかしながら、極めて珍しい薄さのA4ノート。独自設計で、かつ、すばらしく小さいM/B。さらに、カスタム仕様のintelプロセッサ。これまたカスタムされたリチウムイオンバッテリ。扱いやすさと薄さの両立のためか、可動するポートインターフェース部。加えてあの薄い液晶部にカメラまで搭載。キーボードも特殊だし、もしかするとタッチパッドもハードウェア的に特殊だろう。……どこに値段を下げる要素があるというのか。光学ドライブや拡張ポートが少ないのが、必ずしも安価になる全ての要素ではないということもありえる。それだけの話ではないか。
#恐ろしいのは、ケースを開封したときのメンテナンス性の高さ。こんなところに見えない設計コストが隠れていたよ。
・意外と重い
13インチ以上の液晶を持つノートPCで、MacBook Airより軽いものは今の市場にない、はずだ。国産メーカーに作れないようなものがそう簡単に作れる世界ではない。なお、12.1インチクラスの液晶では、1.1kg程度のノートPCがある。ただし、それらはフルピッチのキーボードを搭載できないB5ノートサイズに限られる。(厚みも、ゆうに1cmはMBAより厚い)
#A4サイズの鞄に綺麗に納めるなら、A4ノートが簡単。B5モバイルのように詰め方に拘る必要はありません。整理できない子へ。MacBook Air。
・ポート類が少ない
USB2.0など、一応あるものはよい。移動中に2つも3つも機器をぶら下げる必要があるようなコンピューティング環境の作り方自体を考え直した方が幸せになれるからだ。まあ、最悪、ハブを使うことだって出来る。オーディオインがない。USBサウンドデバイスというものが世の中にはある。多分、もし内蔵があったとしても、音質もそっちのほうがよいだろう。Skypeしたければ、あるいはiChatを音声付きで楽しみたければ、Bluetoothヘッドセットを買うのがクールだというのも、まあ理解いただけるだろう。実際問題として、確かにポートは少ない。それは事実だ。だが、代替手段がないわけではない、というところではないか。
#以前に使っていた機器(特にFireWire接続)が使えなくなるなんて、全然気にしてなんかないんだからねっ。
・なんでPenrynじゃないの。VTの強化がないと困るじゃない。メモリも2GBまでしか積めないし。HDDも少ないし。僕の仮想化ライフを助けて!
それなんてサーバ。
#これが今回(私的に)一番残念だったところ。モバイルマシンも仮想化の時代だと思っています。いやマジでマジで。
ええっと。とりあえず、こんな感じかなあ。案外書くの疲れた。