医薬品のネット販売規制について
【レポート】夏野氏ら消費者5名に「医薬品のネット販売規制は不便になる?」 - 厚労省検討会でヒアリング 1 構成員の要望でヒアリング実施、それぞれの立場で意見表明 | ネット | マイコミジャーナル.
Yahoo/楽天で行っている署名には署名済ですが、6月から禁止されるのを、1/4の人しか知らない、というアンケート調査結果も出ましたので、ここでも取り上げてみたいと思います。
さて、オンライン販売を規制される薬品ですが、一般医薬品の一類・二類です。分かりやすく言うと、風邪薬や漢方、痛み止めの類は大抵二類で、スイッチOTCのようなやや強力な(副作用も強力な)薬が一類です。単純に言うと、副作用の強い・危険な順に一類・二類・三類だと思えばよいかと。
で、ざっくり言うと、この規制が始まると、インターネット経由での薬品購入はほぼ絶望的になります。単純なサプリメントの類は買えますが、漢方の生薬成分が入っているようなものだと、二類になることが多いので、アウトになります。
じゃあ、何故規制するか、なのですが、主な理由は、対面販売でないインターネット販売では、薬の副作用であったり危険性であったりがちゃんと説明できないし、利用者に適した薬を提供することができなくて、危険性が高いから、だそうです。
大抵の方はここで疑問を抱くと思います。ドラッグストアで風邪薬や痛み止めを買う際に、そんな説明を受けた試しがないでしょう。少なくとも私のケースだと、飲んで副作用が出たら連絡してください、か、他に飲んでる薬はありませんか(併用しないでね)、程度です。こういうのは一般常識で、言われるまでもありません。
もし、規制後は説明をきちんとするように変わるとしても、どの程度説明されるのか、ちょっと話しただけで利用者の事情を理解できるのか、などなど考えると、結局どのようになるのか想像できます。
さらに、私の経験からですが、病院に通って病気を治した後で、なかなか体調が回復せず、健康食品やサプリなど試した後でもやはりピンとこず、ドラッグストアでなくて時間をかけて相談に乗ってくれそうな店舗に足を運んで、勧められた薬を購入、家に帰ってネットで確認したら、価格と利益率が高くて評判がいまいちな薬だった、というようながっくりくるような展開もありました。(それでも効けばまあいいんですが、あまり効かなかった……)
専門家だからといって、必ずしも頼りにできるわけではない(相手も商売だもの)、ということがありますので、インターネット販売にしろ対面販売にしろ、即座に買うのではなくて、調査をするフェーズが必要なわけで、それが店頭販売だけしか認められていないと、店頭に行って、帰って調査して、また店頭に行って……というようなフェーズを踏まなければいけません。
インターネット販売があると、実勢価格調査・薬の評判や成分の確認・リピート購入の手間省きができて、とかく便利なわけです。(成分を見た上で、おおむね/まったく同じ処方で安い製薬会社のを買う、ということもできますし)
こんな便利なインターネット販売を、対面販売ができないからという弱い理由で規制する……こういうケースで思いつくのは、利権や裏金があるか、無知や善意の誤解かといったところです。ちょっと考えてみると、薬品販売は店頭販売がまだ多く、インターネット販売は少数なはずで、かつ、徐々にインターネット販売に浸食されていると思われることから
[ここで、不自然に文書が途切れている]